気になるワクチン情報のまとめ
シノバック製コロナワクチン「克爾来福(CoronaVac)」に続いて、復星・ビオンテック製の「復必泰(Comirnaty)」が香港に届いたとの報道があり、自分はいつになったら接種できるんだろう?と気になってる方も多いかと思います。そんな方のために情報をまとめてみました。
ワクチンの初回ロット到着を受けて、2月26日(金)から接種が始まっていますが、現在は、以下の第一優先グループが対象となっています。
- 医療従事者、新型コロナ対策業務従事者
- 60歳以上(70歳以上老人に同行する介護従事者は2人まで一緒に接種可能)
- 老人ホーム・障がい者ケアホームの入居者とスタッフ
- 公共サービスの維持に必要な公務員(環境衛生関係者、ゴミなどを処理する人、街頭の清掃員、市民との接触が多い人、規律部隊、郵便局の窓口で働く人など)
- 境界をまたぐ運送業者、出入境関係者(トラックドライバー、飛行機などの乗組員、空港ターミナルの職員など)
(出典:香港経済新聞)
香港政府の試算では、上記の優先接種者が約300万人いるとのことなので、我々一般市民への摂取開始は、その次のフェーズとなります。
現時点で入着済みまたは近日入着のワクチンの総量が、シノバック100万回(≒50万人分)、復星・ビオンテック100万回(≒50万人分)で合計100万人分なので、あと200万人分の目処がついてから我々の番、ということになりそうです。
香港政府は、上記二種類のワクチンにアストラゼネカ・オックスフォードを加えた3ベンダーと各750万本、計2,250万回分(≒1,125万人分)の契約をしているので、あとは各社の生産、納入次第でしょうか。香港政府の発表では、今年中に全市民へのワクチン接種を完了する計画とのことです。
アストラゼネカ・オックスフォード製ワクチンの納入は今年の後半になるとの見込みですので、今年前半は、シノパック or 復星・ビオンテックの二択ということになりますね。
なお、接種の申込みは、香港政府のワクチン専用サイトで申請可能です。
今しばらくは、順番が回ってくるのを、身を潜めて大人しく待つことにしましょう。
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